夏休みや冬休み、そして週末。

「今日は子どもとどこへ行こう?」

と悩むことがありますよね。

そんな親子のお出かけ先として今回訪れたのが、滋賀県野洲市にある**野洲市歴史民俗博物館(愛称:銅鐸博物館)**です。

名前の通り銅鐸について学べる博物館なのですが、実際に行ってみると、それだけではありませんでした。

隣接する「弥生の森歴史公園」には竪穴住居や高床倉庫などが復元されていて、古代の暮らしを身近に感じることができます。

わが家では、展示を見るだけでなく、勾玉づくりにも挑戦。

「博物館=展示物を静かに見るところ」というイメージとは少し違った、親子で楽しめる場所でした。

今回は銅鐸博物館の基本的な見どころを紹介しながら、実際に家族で訪れて感じた魅力をまとめます。

そもそも「銅鐸」って何?

銅鐸のイメージ

銅鐸は、主に弥生時代に作られた青銅器です。

学校の歴史の授業で名前を聞いたことがあっても、実物を見る機会はなかなかありませんよね。

大きな鈴のような独特の形をしていて、表面にはさまざまな文様が見られます。

初期のものには音を鳴らすために使われたと考えられる特徴があり、その後、大型化して「見る銅鐸」へ変化していったと考えられています。

何のために使われていたのか、なぜ地中に埋められたのかなど、現在でも分かっていないことがあります。

だからこそ面白い。

約2000年前の人たちが、この大きな青銅器を前に何を考え、どんな祈りを捧げていたのだろう。

実際の銅鐸を前にすると、そんな想像が膨らみます。

野洲市と銅鐸の深いつながり

なぜ野洲市に「銅鐸博物館」があるのでしょうか。

その大きな理由が、野洲市の大岩山から発見された銅鐸群です。

大岩山では明治時代と昭和時代の二度にわたって多数の銅鐸が発見され、野洲と銅鐸の深い関係を今に伝えています。

銅鐸博物館では、こうした大岩山銅鐸を中心に、銅鐸の歴史や製作方法、弥生時代の暮らしなどについて学ぶことができます。

教科書の中にあった「銅鐸」が、滋賀の身近な歴史だったことを知れるのも面白いところです。

実際に訪れて感じた銅鐸博物館

館内には銅鐸に関する展示があり、その大きさや形を間近で見ることができます。

写真や教科書で見るのとは、やっぱり印象が違います。

そして、わが家にとって特に楽しかったのが、博物館の外に広がる弥生の森歴史公園でした。

竪穴住居に入ってみる

弥生の森歴史公園には、竪穴住居や高床倉庫などが復元されています。

実際に目の前にすると、

「昔の人、本当にここで暮らしてたん?」

と想像したくなる光景です。

そして実際に竪穴住居へ近づいてみると、これがなかなか面白い。

僕が訪れた日は外が35度を超えるような暑さだったのですが、住居の中に近づくと意外なほど涼しく感じました。

昔の建物の構造を、頭ではなく身体で感じられる。

こういう体験は、子どもにとっても歴史を身近に感じるきっかけになると思います。

親子で勾玉づくりにも挑戦

今回、わが家では勾玉づくりにも挑戦しました。

材料を削りながら少しずつ形を整えていき、自分だけの勾玉を作ります。

勾玉のイメージ

見るだけだった歴史が、

「自分で作ってみる」

ことで急に身近になるんですよね。

完成したものを持ち帰れるので、単なる工作ではなく、その日のお出かけそのものが思い出として残ります。

娘は次にはにわづくりにも挑戦してみたいようです(笑)。

※体験メニューや実施日時、料金などは変更される場合があります。参加したい体験がある場合は、訪問前に最新情報を確認してください。

親子のお出かけにいいと思った理由

実際に家族で訪れてみて感じたのは、**「見る」「歩く」「入る」「作る」**を一度に楽しめること。

博物館で銅鐸を見る。

外へ出て竪穴住居を見る。

実際に古代の建物に近づいてみる。

そして勾玉を作る。

子どもに「歴史を勉強しよう」と言っても、なかなか興味を持ってくれないことがあります。

でも、こうして実物や復元された建物を見たり、自分の手で何かを作ったりすると、歴史への入口がぐっと身近になります。

夏休みの自由研究のヒントを探している親子にも面白い場所だと思います。

銅鐸博物館の基本情報

施設名: 野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)
住所: 滋賀県野洲市辻町57-1
開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日や入館料、体験学習の開催日などについては変更される可能性がありますので、訪問前に野洲市の最新情報をご確認ください。

無料駐車場も用意されています。

わが家の体験は3部作で紹介しています

今回の銅鐸博物館へのお出かけは、実際に体験した内容を3つの記事に分けて詳しく紹介しています。

【前編】竪穴住居や高床倉庫を体験

弥生時代の暮らしを感じられる復元住居を実際に見てきました。

👉【前編】野洲・銅鐸博物館で子どもと古代体験!竪穴住居や高床倉庫に入ってみた夏休み

【中編】親子で勾玉づくり

実際に勾玉づくりに挑戦。完成までの様子を紹介しています。

👉【中編】野洲・銅鐸博物館で子どもと挑戦!勾玉づくり体験で特別な夏休み

【後編】銅鐸展示とお土産

館内の展示を見学し、クイズラリーやスタンプラリーにも挑戦しました。

👉【後編】野洲・銅鐸博物館で子どもと歴史探訪!展示体験とお土産で夏休みを締めくくり

まとめ|歴史を「見る」だけではない博物館

銅鐸博物館へ行く前は、正直なところ「銅鐸を見る博物館」というイメージが強くありました。

でも実際に家族で訪れてみると、印象は少し違いました。

銅鐸について知り、弥生時代の建物を見て、実際に近づいて、そして勾玉を作る。

歴史を「見る」だけでなく、体験できる場所なんですよね。

特に印象に残ったのは、35度を超える暑い日に竪穴住居へ近づいたときの、あの意外な涼しさ。

2000年以上前の人々の暮らしをほんの少しだけ身体で感じたようで、今でも覚えています。

琵琶湖や大型観光施設とはまた違う、滋賀のお出かけ先。

親子で「ちょっと変わったところへ行ってみようか」という日に、野洲市の銅鐸博物館を訪れてみるのも面白いと思います。

 

ABOUT ME
しがのTAKA
滋賀県守山市在住。地域メディア 「しがノオト」 運営者。 「何気ない滋賀の日常を未来へ残す」をテーマに、守山市を中心とした街歩きやカフェ・グルメ、地域のイベント、暮らしに役立つ情報などを発信しています。 また、YouTube 「湖畔ログ」 では、琵琶湖の四季や何気ない風景を映像で記録・配信中。写真や動画、記事を通して、滋賀の魅力を多くの方に届けることを目指しています。 何気ない一日も、未来から見れば大切な地域の記録。 そんな思いを込めて、滋賀の日常を発信しています。