勾玉づくりを楽しんだあとは、親子で銅鐸博物館の展示をじっくり見て回りました。

正式名称は「野洲市歴史民俗博物館」。滋賀県野洲市の大岩山から出土した銅鐸をはじめ、地域の歴史や文化について学べる博物館です。


「博物館」というと、子どもにはちょっと難しいかな?と思うところもありますよね。

ところが実際に娘と歩いてみると、見るだけではなく、銅鐸を鳴らしたり、古代の衣装を着たりと、子どもが楽しめる仕掛けもありました。

今回は、そんな親子での銅鐸博物館見学の様子を紹介します。

館内で出会った大きな銅鐸

展示スペースへ入って、やっぱり目を引いたのが銅鐸です。

大小さまざまな銅鐸が並ぶ光景は、なかなかの迫力。


普段の生活ではまず見ることのない独特の形ですし、「これを昔の人が作ったのか」と思いながら見ると、不思議な気持ちになります。

娘も最初は、

「何これ?大きいね〜」

という感じでした。

でも、それで十分なんですよね。

難しい歴史を最初から理解するというより、「なんやこれ?」と思うこと自体が、歴史に興味を持つ最初の一歩なのかもしれません。

そもそも銅鐸って何?


ここで少しだけ、銅鐸について。

銅鐸は、弥生時代に作られた青銅器です。

初期のものは内部に「舌(ぜつ)」と呼ばれる部品を持ち、揺らして音を鳴らしたと考えられています。その後、大型化していき、祭祀などに用いられたと考えられています。

ただし、実際にどのような儀式で、何のために使われていたのかなど、分かっていない部分もあります。

そこがまた、銅鐸の面白いところ。

約2000年前の人たちが何を思い、この大きな青銅器を作ったのか。

展示されている実物や資料を眺めながら想像すると、歴史が少し身近に感じられました。

野洲市と大岩山銅鐸

野洲市と銅鐸には深い関係があります。

大岩山では1881年に14個、1962年に10個の銅鐸が発見され、合わせて24個の銅鐸が出土しています。

これだけまとまって銅鐸が見つかった場所だからこそ、野洲に「銅鐸博物館」があるわけですね。

普段何気なく車で通っている野洲に、そんな古代の歴史が眠っていたと思うと、地元滋賀を見る目もちょっと変わります。

銅鐸を実際に鳴らしてみた!


娘が特に楽しんでいたのが、銅鐸の音を鳴らせる体験です。

見るだけでなく、実際に音を鳴らせるとなると、子どものテンションも上がります。

娘は遠慮なく、

「ガィーーン!」

(笑)。

思った以上に大きな音が響きました。

一方、近くにいたご夫婦は、

「こーん……」

と、とても優しく鳴らしておられました。

この差よ(笑)。

こういう体験があるだけでも、子どもにとって「博物館=静かに展示を見るだけの場所」ではなくなるんでしょうね。

古代の衣装を着て記念撮影も

館内には、古代の衣装を体験できるコーナーもありました。

実際に衣装を身につけて写真を撮れば、これも良い思い出になります。

展示を見て、音を聞いて、衣装を着てみる。

歴史を知識だけでなく、いろいろな形で体験できるところが、この博物館の面白さだと感じました。

勾玉って何だろう?


今回、娘が実際に体験したのが「まが玉づくり」。

そこで、勾玉についても少し調べてみました。

勾玉は、片側が曲がった独特の形をした装身具で、縄文時代から古墳時代にかけて作られました。

石やガラスなどさまざまな素材が使われ、装飾品としてだけでなく、祭祀などにも用いられたと考えられています。

博物館で実物を見てから自分でも作ってみると、「昔の人はどうやってこれを作っていたんだろう?」という疑問も自然に湧いてきます。

これも体験学習ならではですね。

展示だけじゃない。休憩しながらゆっくり楽しめる

館内には1階だけでなく2階にも展示があり、銅鐸以外にも当時の暮らしを知ることのできる資料などを見ることができます。

全部を一気に見ようとすると、子どもは途中で疲れてしまうかもしれません。

でも、館内にはベンチもあるので、疲れたら休憩しながら見て回れます。

訪れたのは暑い夏の日でしたが、館内は冷房が効いていて快適。

屋外の「弥生の森歴史公園」と組み合わせて、暑くなったら館内へ戻るという楽しみ方も良さそうです。

ミュージアムショップも忘れずに

展示を見終わったあとは、ミュージアムショップへ。

勾玉関連のグッズや銅鐸をモチーフにした商品などがあり、見ているだけでも楽しめました。

そして忘れてはいけないのが、銅鐸博物館のキャラクター「ドウタクくん」。

ステッカーなどのグッズもありました。

ちなみにドウタクくん、館内の紹介によると身長195cm。

しかも3代目らしいです^^

銅鐸を見に来て、最後にドウタクくんのプロフィールが妙に記憶に残りました(笑)。

クイズラリー&スタンプラリーにも挑戦

子ども連れなら、クイズラリーやスタンプラリーも楽しいところ。

娘も挑戦して、最後にはドウタクくんの「塗り絵&銅鐸迷路」をいただきました。

帰宅してからもさっそく遊んでいたので、博物館での体験が家まで続いた感じです。

こういう小さな仕掛けがあるのも、親としては嬉しいですね。

親子で歴史に触れた夏の一日

今回、娘と銅鐸博物館を訪れて感じたのは、歴史は「覚えるもの」だけではないということでした。

大きな銅鐸を見る。

実際に音を鳴らしてみる。

古代の衣装を着る。

そして、自分の手で勾玉を作る。

そうやって体験してみることで、2000年ほど前の世界が少しだけ身近になります。

娘がどこまで弥生時代を理解したかは分かりません(笑)。

でも帰ってから、

「また行きたい!」

と言ってくれました。

それだけでも、今回連れて行って良かったなと思います。

次は「はにわ作り」に挑戦したいそうです。

まとめ|「見る」だけじゃなかった銅鐸博物館

野洲市の銅鐸博物館は、貴重な銅鐸や地域の歴史を学べるだけでなく、子どもが実際に体験しながら楽しめる博物館でした。

わが家の場合、勾玉づくり、銅鐸の音、古代衣装、クイズラリーなど、気がつけばかなり満喫。

夏休みのお出かけ先として訪れましたが、季節を問わず親子で歴史に触れられる場所だと思います。

そして博物館へ行く前には、近くでランチ。

この日は親子でマクドナルドへ行き、しっかり腹ごしらえしてから向かいました(笑)。

【その時の様子はこちら】
「ビッグマックは裏切らない!滋賀・野洲で満腹&満足」

親子で一緒に見て、作って、笑って、少しだけ歴史を知る。

そんな一日もいいものです。

暑かったけれど、楽しい夏の思い出になりました。

ABOUT ME
しがのTAKA
滋賀県守山市在住。地域メディア 「しがノオト」 運営者。 「何気ない滋賀の日常を未来へ残す」をテーマに、守山市を中心とした街歩きやカフェ・グルメ、地域のイベント、暮らしに役立つ情報などを発信しています。 また、YouTube 「湖畔ログ」 では、琵琶湖の四季や何気ない風景を映像で記録・配信中。写真や動画、記事を通して、滋賀の魅力を多くの方に届けることを目指しています。 何気ない一日も、未来から見れば大切な地域の記録。 そんな思いを込めて、滋賀の日常を発信しています。