こんにちは。最近は娘と博物館めぐりにハマっています。先週は大津市にある大津歴史博物館へ(その模様はまたアップします)。そして、今回訪れたのが野洲市にある銅鐸博物館でした。「うーん、銅鐸がメイン?」「それって面白いの?」という声があるかもですが、結論から言えば「めちゃ面白く、満喫できた」という感想。良い時間を娘と過ごせたので、その様子を少しまとめてみました。参考にしてもらえればと思います。
娘と訪れた「銅鐸博物館」へのお出かけ
今回、娘とのお出かけとして訪れたのが、滋賀県野洲市にある「銅鐸博物館」でした。8号線を走っていると看板が目に入り、いつも気になっていた場所でした。いつか行ってみようと。まだまだ暑さの残る夏の午後、木陰の多い園内に一歩足を踏み入れると、そこはまるでタイムスリップしたかのような異空間でした。
まず最初の感想は綺麗な場所だなぁということ。人もあまりおらず(失礼?)、緑がいっぱいの場所に蝉の声が響き渡っていました。
ちなみに、ここに入るまで、左手に体験ができる建物も見えます(そちらは後ほど)。そして、同じく左手に、高床倉庫と竪穴住居が見えます。
竪穴住居に入ってみた
8歳の娘は「ここは入れんの?」と気になったようですが、もちろん入れます。また、建物はとてもリアル。素直に「こんな感じで住んでいたんや」と感想が出ました。中は思ったより広く、たくさんの家族でも大丈夫、道具なんかもたくさんおけるなと思いました。娘といさんで中に入ろうとしたら、すでに中にいたオジサンが暗がりから現れびっくりしたのも夏の思い出(笑)。ちなみに、中はとてもひんやりしており、外との温度差を感じました。ただ、地面は土だったと思うので、ジメジメ感は相当あっただろうなと。でも、外から建物を見るだけではなく、実際に中に入ることができる体験、これは子ども喜ぶポイントだと思いました。
高床倉庫のリアルな造り
高床倉庫は、こちらもとてもリアル。太い木の柱に支えられ、本当に高床(笑)で、あの有名なねずみ返しもちゃんとついていましたよ。隣にある竪穴住居と比べると、風通しがよく快適さを感じることができました。娘が「これは家なん?」と聞かれたので、持ち合わせてるありったけの知識のみで「収穫した稲などを保管する倉庫で。稲をじめじめした湿度から守るために床が高くなっているんよ」と説明。後で調べると、おおむねその回答で大丈夫だったようです。ちなみに、この高床倉庫も中に入れますが、足場が小さいので子どもさんは注意が必要かもしれないですね。
竪穴住居に戻りますが、復元されたものが3棟あります。繰り返しますが、低い入口をかがんでくぐり抜けると、暗くてひんやりとした空間が広がっていて、外の猛暑とはまったく別世界。現代の家とは比べものにならないほどシンプルなつくりですが、だからこそ暮らしの知恵や自然との共生が感じられました。
娘はというと、「こんな家に住んでたの!?」「夜は真っ暗やったんかな?」と興味津々。想像力を膨らませながら、古代の世界に入り込んだように楽しんでいました。写真もたくさん撮って、思い出をたっぷり記録。その他、水田などもあり、自然に囲まれた静かな環境の中で、親子の会話も自然と増えて、心からリラックスできる時間でした。
自然に包まれた散策路は子連れでも安心
古代人の暮らしに思いを馳せながら歩く小道、木漏れ日が差し込む道沿いには、季節の花々や小さな昆虫たちが出迎えてくれます。足元には細かく敷かれた砂利や土の感触が心地よく、舗装された道とは違った“自然そのもの”の体験することができます。なかなか近所でこのワールドを体験できないので、言ってしまえば単に森なのかもしれないですが、とても楽しかったですね。
まとめ 親子で楽しむ学びと癒しの時間
また、公園内にはところどころに木の柵や道しるべも設けられており、小さなお子さん連れでも安心して歩けるのが嬉しいポイント。夏の暑さは確かに厳しかったですが、日陰に入ると心地よい風が吹き抜けて、どこかノスタルジック、懐かしさを感じる時間でした。
親子で過ごす夏休みのひとときとして、この場所は本当におすすめです。少し言葉を選ばず言うと、人だかりでワチャワチャとした感じは一切ありません。じっくり、のんびりと散策ができます。また、普段はなかなか触れることのない「昔の暮らし」を体験することで、自然と学びも深まりました。暑さを吹き飛ばすような非日常の体験は、娘にとっても僕にとっても、かなり思い出深いものとなりました。
で、まだ肝心の建物、銅鐸博物館に入っていません!笑
後日、その辺りを記事にまとめます。