こんにちは。

最近、娘と博物館めぐりにハマっています。

先日は大津市の博物館へ。そして今回訪れたのが、滋賀県野洲市にある「銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)」です。

国道8号線を走っていると案内を見かけることがあり、以前から、

「一度行ってみたいな」

と思っていた場所でした。

とはいえ、行く前にはちょっと思っていました。

「銅鐸がメイン?子どもでも楽しめるんかな?」

ところが実際に娘と訪れてみると、これがなかなか面白い。

しかも、まだ博物館の建物に入る前から楽しめました(笑)。

博物館に隣接する「弥生の森歴史公園」には、復元された竪穴住居や高床倉庫などがあり、実際に中へ入ることもできます。

今回は8歳の娘と一緒に、古代の暮らしをちょっとだけ体験してみました。

緑いっぱいの弥生の森歴史公園へ

駐車場から博物館へ向かって歩いていくと、まず感じたのが、

「きれいなところやなぁ」

ということ。

訪れたのは、まだまだ暑さの残る夏。

園内には緑が多く、蝉の声が響いていました。

そして、この日は人もそれほど多くなく、とても静か。

博物館へ向かう途中には体験学習ができる建物があり、その近くに見えてきたのが、竪穴住居と高床倉庫です。

教科書では何度も見たことがあります。

でも、本物の大きさで目の前に現れると、やっぱり印象が違います。

娘もさっそく興味を示しました。

復元された竪穴住居に入ってみた

竪穴住居を見つけた娘が、

「ここ、入れんの?」

もちろん、入れます。

低い入口から中をのぞいてみると、かなり暗い。

娘と一緒に入ろうとした、そのときです。

暗がりから突然、人影が……!

先に見学していた男性が出てこられただけなのですが、まったく見えていなかったので親子でびっくり(笑)。

これも夏の思い出です。

外は猛暑なのに、中はひんやり

実際に竪穴住居へ入って驚いたのが、中の涼しさでした。

外はかなり暑かったのに、内部へ入ると明らかに空気が違います。

「おお、涼しい!」

これは娘だけでなく、僕も驚きました。

中も外から想像していたより広く感じます。

「ここで昔の人たちが暮らしていたんやな」

と思いながら見回していると、教科書のイラストだった竪穴住居が、一気に現実の生活空間として感じられてきます。

一方で地面は土。

「雨の日なんかは、湿気とかどうしてたんやろ?」

そんな疑問も出てきました。

実物大の建物に入ってみると、見るだけでは浮かばなかった疑問が次々に出てくるんですよね。

これも体験する面白さだと思います。

娘も古代の暮らしに興味津々

娘からも、

「こんな家に住んでたの?」

「夜は真っ暗やったんかな?」

と質問が。

確かに。

電気なんてありませんから、夜になれば今とは比べものにならないくらい暗かったのでしょう。

こういう会話を親子でできるのも楽しいところです。

「歴史を勉強しよう!」

と構えるのではなく、実際に中へ入って、

「昔の人、ここでどうやって暮らしてたんやろ?」

と一緒に考える。

それだけでも十分な学びになる気がしました。

高床倉庫には、あの「ねずみ返し」も!

続いて見つけたのが高床倉庫。

こちらも、教科書でおなじみですね。

太い柱によって床が地面から高く持ち上げられていて、

「ほんまに高床や」

と、当たり前の感想が出ます(笑)。

そして柱を見ると――。

ありました。

ねずみ返し!

教科書で覚えたものを実物大で見ると、ちょっと嬉しくなります。

娘からは、

「これは家なん?」

という質問。

そこで父親、持ち合わせている知識を総動員。

「収穫した稲とかを保管する倉庫で、湿気なんかから守るために床を高くしてるんやで」

と説明しました。

あとで確認してみると、大筋では間違っていなかったようで一安心(笑)。

こういう場面、親もちょっと勉強になります。

高床倉庫にも入れました

この高床倉庫も、中を見学することができました。

竪穴住居とはまた違った雰囲気です。

ただ、階段や入口周辺などは子どもには少し注意が必要だと感じました。

小さなお子さんと訪れる場合は、大人がそばについて見学した方が安心だと思います。

竪穴住居と高床倉庫。

教科書では隣同士に描かれていることも多い建物ですが、実物大で見比べられるのは面白いですね。

竪穴住居は3棟。歩くだけでも楽しい

園内には、復元された竪穴住居が3棟ありました。

建物だけでなく、周囲には水田などもあり、緑に囲まれた空間そのものを楽しめます。

舗装された観光施設を歩くのとは少し違い、土や砂利の道を歩きながら、古代の暮らしを想像する。

言ってしまえば「森を歩いている」だけなのかもしれません(笑)。

でも、それがいい。

蝉の声を聞きながら娘とのんびり歩いていると、普段のお出かけとは少し違う時間が流れていました。

人混みを離れて、親子でのんびり

僕がこの場所で気に入ったのが、この静かさです。

少し言葉を選ばずに言えば、

人だかりでワチャワチャしていない。

これが良かった。

もちろん訪れる日によって状況は違うでしょうが、僕たちが訪れた日は、親子でゆっくり散策することができました。

竪穴住居に入ったり、高床倉庫を見たり、虫を見つけたり。

娘と話しながら歩いているだけでも楽しい。

「有名観光地へ行って何かをする」だけが、親子のお出かけではないんだなと改めて感じました。

まとめ|まだ銅鐸博物館に入ってません(笑)

竪穴住居に入って、高床倉庫を見て、親子で古代の暮らしについて話して。

思っていた以上に楽しめた「弥生の森歴史公園」。

特に印象に残ったのは、やっぱり竪穴住居の中です。

真夏の暑い日だったのに、一歩中へ入った瞬間のあのひんやり感。

これは写真を見るだけでは分からない、実際に入ったからこそ感じられた体験でした。

娘にとっても、

「昔の人はこんなところで暮らしていたんだ」

と実物の大きさで感じられたのは、いい経験になったと思います。

……と、ここまでかなり楽しんでいますが。

まだ肝心の銅鐸博物館に入っていません(笑)。

このあと館内では銅鐸を見たり、実際に音を鳴らしたり、そして娘は勾玉づくりにも挑戦しました。

その様子は別の記事で紹介しています。

親子で歴史を「見る」だけでなく「体験する」。

そんな夏の一日になりました。

ABOUT ME
しがのTAKA
滋賀県守山市在住。地域メディア 「しがノオト」 運営者。 「何気ない滋賀の日常を未来へ残す」をテーマに、守山市を中心とした街歩きやカフェ・グルメ、地域のイベント、暮らしに役立つ情報などを発信しています。 また、YouTube 「湖畔ログ」 では、琵琶湖の四季や何気ない風景を映像で記録・配信中。写真や動画、記事を通して、滋賀の魅力を多くの方に届けることを目指しています。 何気ない一日も、未来から見れば大切な地域の記録。 そんな思いを込めて、滋賀の日常を発信しています。