滋賀で暮らしていると、ある時期になると大量の小さな虫を見かけることがあります。

いわゆる「びわこ虫」と呼ばれるユスリカです。

我が家でも、シーズンになるとベランダにびわこ虫が大量にやってきます。

朝になってベランダを見ると、そこで力尽きたびわこ虫があちこちに。その数は、100匹や200匹どころではないのでは……と思うほどです。

洗濯物にくっついていることもあり、気づかずに取り込んでしまうと、いつの間にか部屋の壁にびわこ虫がいることも。

琵琶湖の近くで暮らしていると「今年もこの季節が来たか」と感じる光景のひとつです。

では、この「びわこ虫」とはいったい何なのでしょうか。

この記事では、びわこ虫の正体や発生する時期、人を刺すのかといった基本的な情報とあわせて、実際に滋賀・守山で暮らしていて感じるびわこ虫の様子を紹介します。

びわこ虫(ユスリカ)とはどんな虫?

そもそも「びわこ虫」とは、どんな虫なのでしょうか。

滋賀県によると、「びわこ虫」は通称で、一般的にはユスリカの仲間の成虫を指します。

見た目は蚊によく似ていますが、ユスリカは人の血を吸いません。

ユスリカは水中に産み落とされた卵からふ化し、幼虫として湖底などで過ごします。その後、さなぎになり、羽化して成虫になります。

驚いたのが、その種類の多さ。

滋賀県の資料によると、琵琶湖では172種類ものユスリカが確認されています。

その中でも「びわこ虫」として目立つことが多いのが、体長1cmほどになる「オオユスリカ」と「アカムシユスリカ」です。

ちなみに、釣り餌などでおなじみの「アカムシ」は、アカムシユスリカの幼虫です。

成虫として過ごす期間は1~2日程度と短く、その間に交尾や産卵を行います。つまり、ユスリカは一生のほとんどを水中で過ごしている虫なのです。

※参考:滋賀県「びわこ虫(ユスリカ)の対策について」

びわこ虫が発生する時期は?

びわこ虫は、種類によって発生する時期が異なります。

滋賀県によると、オオユスリカの成虫は3月~6月と9月~10月に発生し、琵琶湖では特に3月~4月に多く発生することがあります。

一方、アカムシユスリカの成虫が発生するのは11月~12月です。

つまり、「びわこ虫=春だけ」というわけではなく、種類によって秋から冬にも姿を見せます。

実際に滋賀で暮らしていると、「またびわこ虫が出てきたな」と、その姿から季節の変化を感じることもあります。

びわこ虫はどこで多く見かける?

ユスリカは湖や池などの水中で幼虫期を過ごし、羽化すると成虫になります。

成虫には光や高い場所に集まる性質があり、さらに風などの気象条件によって一部の場所に集まることがあります。

そのため、琵琶湖周辺では湖岸だけでなく、住宅の窓や壁、ベランダ、屋外の照明付近などでまとまって見かけることがあります。

我が家でも、シーズンになるとベランダにかなりの数がやってきます。

琵琶湖の近くで生活していると、びわこ虫は「湖の中だけの虫」ではなく、時には暮らしのすぐそばまでやってくる存在だと実感します。

※参考:滋賀県「びわこ虫(ユスリカ)の対策について」

びわこ虫は人を刺す?生活への影響

蚊によく似た姿をしているびわこ虫ですが、ユスリカは人の血を吸う虫ではありません。

そのため、蚊のように刺される心配はありません。

ただし、大量に発生すると、別の意味で生活に影響することがあります。

ユスリカの成虫は光に集まる性質があるため、窓や建物の壁、照明の周辺などにたくさん集まることがあります。

我が家でも困るのが、ベランダや洗濯物です。

洗濯物にびわこ虫が付いたまま気づかず取り込んでしまい、あとから部屋の壁を見ると「いるやん!」となることも(笑)。

また、朝になるとベランダにたくさんのびわこ虫が落ちていて、掃除が必要になることもあります。

人を刺す虫ではありませんが、大量に現れる時期には、琵琶湖の近くで暮らす人にとってなかなか厄介な存在なのは確かです。

びわこ虫も琵琶湖の季節を感じる存在

大量に現れると、正直なところ「また出てきたか……」と思ってしまうびわこ虫。

ベランダにたくさん落ちていたり、洗濯物についていたりすると、決して歓迎したい存在ではありません(笑)。

それでも琵琶湖の近くで暮らしていると、びわこ虫を見かけることで季節の移り変わりを感じることがあります。

「今年もこの時期が来たな」

そんなことを思わせてくれるのも、びわこ虫なのかもしれません。

きれいな琵琶湖の風景だけでなく、こうしたちょっと困る出来事も含めて、琵琶湖のそばで暮らす日常のひとつ。

毎年大量に現れると困るのですが、これもまた滋賀で暮らしているからこそ出会う、季節の光景なのだと思います。

びわこ虫が多い時期にできる対策

びわこ虫は人を刺しませんが、大量に発生すると家の中に入ってきたり、洗濯物に付いたりするのが困りものです。

我が家でも、びわこ虫が多い時期には洗濯物と一緒に室内へ入れてしまうことがあります。

洗濯物は取り込む前にチェック

我が家で特に気になるのが洗濯物です。

Tシャツなどにびわこ虫が付いていることがあり、そのまま室内へ取り込んでしまうと、しばらくして壁に虫を発見することもあります。

大量に見かける時期には、洗濯物を取り込む前に軽く確認するだけでも違います。

窓やドアからの侵入にも注意

ユスリカは光に集まる性質があります。

滋賀県では、屋内への侵入を防ぐ方法として、窓やドアをできるだけ閉めることや、カーテンなどを使って室内の光が外へ漏れないようにする方法を紹介しています。

夜に窓を開ける場合などは、特に気をつけたいところです。

ベランダは掃除が必要になることも

大量にやってきた翌朝、我が家のベランダには力尽きたびわこ虫がたくさん落ちていることがあります。

こればかりは掃除するしかありません(笑)。

完全に防ぐことは難しいですが、大量発生する時期だけでも窓や洗濯物を少し意識しておくと、室内へ入ってくる数を減らすことにはつながりそうです。

びわこ虫対策については、滋賀県も詳しい情報を公開しています。発生する時期などとあわせて、最新情報を確認しておくと安心です。

※参考:滋賀県「びわこ虫(ユスリカ)の対策について」

よくある質問(Q&A)

Q1. びわこ虫(ユスリカ)は人を刺す?

びわこ虫と呼ばれるユスリカは、蚊によく似た姿をしていますが、人の血を吸う虫ではありません。

そのため、蚊のように刺される心配はありません。

Q2. びわこ虫が多く発生する時期はいつ?

種類によって発生する時期が異なります。

滋賀県によると、オオユスリカは3月~6月と9月~10月に成虫が発生し、琵琶湖では特に3月~4月に多く見られます。

一方、アカムシユスリカの成虫は11月~12月に発生します。

そのため、びわこ虫は春だけでなく、秋から冬にも見かけることがあります。

Q3. びわこ虫が家に入ってくるのを減らすには?

ユスリカには光に集まる性質があります。

滋賀県では、窓やドアをできるだけ閉めることや、カーテンなどを利用して室内の光が外へ漏れないようにする方法などを紹介しています。

我が家の場合は、洗濯物について室内へ入ってくることもあるため、大量に発生している時期には取り込む前に確認するようにしています。

※参考:滋賀県「びわこ虫(ユスリカ)の対策について」

まとめ|びわこ虫も琵琶湖のそばで暮らす日常のひとつ

びわこ虫は人を刺す虫ではありませんが、大量に現れると、なかなか困った存在です。

ベランダにたくさん落ちていたり、洗濯物についていたり、気づかないうちに家の中へ入ってきたり。

我が家でもシーズンになると、「今年も来たか……」と思うことがあります(笑)。

それでも琵琶湖の近くで暮らしていると、毎年びわこ虫を見かけることも、この土地ならではの季節の変化のひとつなのだと感じます。

琵琶湖というと、青い湖面や夕焼け、山々を望む美しい風景に目が向きがちです。

でも実際にそのそばで暮らしてみると、風が強い日もあれば、湖岸に虫がたくさん現れる日もあります。

きれいな景色だけではなく、ちょっと困ることも含めて「琵琶湖のある暮らし」なのかもしれません。

次にびわこ虫が大量に現れたときも、「うわ、また来た!」とは思うでしょう(笑)。

それでも、その光景も滋賀で暮らす日常のひとつとして、これからも記録していきたいと思います。

これ、私はかなり好きです。

ABOUT ME
しがのTAKA
滋賀県守山市在住。地域メディア 「しがノオト」 運営者。 「何気ない滋賀の日常を未来へ残す」をテーマに、守山市を中心とした街歩きやカフェ・グルメ、地域のイベント、暮らしに役立つ情報などを発信しています。 また、YouTube 「湖畔ログ」 では、琵琶湖の四季や何気ない風景を映像で記録・配信中。写真や動画、記事を通して、滋賀の魅力を多くの方に届けることを目指しています。 何気ない一日も、未来から見れば大切な地域の記録。 そんな思いを込めて、滋賀の日常を発信しています。