守山市木浜町を歩いていると、木浜自治会の自治会館のすぐ横にある木浜稲荷神社へ。

その境内を歩いていると、小さな鳥居の向こうに、ひっそりと鎮座するお社がありました。

貴船神社(きふねじんじゃ)です。

守山市木浜町の木浜稲荷神社境内にある貴船神社の鳥居とお社木浜稲荷神社の境内にある貴船神社。石造りの鳥居の向こうに小さなお社が見えます。

木浜稲荷神社の境内にある貴船神社

石造りの鳥居をくぐると、その先に小さなお社があります。

大きな神社ではありません。

木々に囲まれ、石灯籠が立ち、静かな空間の中にお社が鎮座しています。

木浜稲荷神社の境内社・貴船神社のお社木々に囲まれて静かに鎮座する、貴船神社のお社。

この日はお参りをして、何枚か写真を撮影。

その場ではそれほど詳しく調べずに帰ったのですが、帰宅してから撮影した案内板の写真を見返してみると、興味深いことが書かれていました。

御祭神は高龗神

案内板によると、貴船神社の御祭神は、

高龗神(たかおかみのかみ)

です。

案内板には、水の神さまであり、京都・貴船山の中腹に鎮座していたものを、明治4年に「貴船」と改めたことが記されています。

守山市木浜町にある貴船神社のお社と参拝用の鈴貴船神社のお社へ。今回もしっかりお参りしてきました。

そして、個人的に特に目に留まったのが、その続きでした。

「祈雨」と「止雨」に霊験

案内板には、この神さまについて、

水を主宰し、特に「祈雨」および「止雨」に霊験がある

と記されています。

木浜稲荷神社境内の貴船神社について御祭神や祈雨・止雨の霊験を紹介する案内板貴船神社の案内板。水を主宰し、「祈雨」と「止雨」に霊験があると記されています。

「祈雨」は、雨が降ることを願うこと。

そして「止雨」は、雨が止むことを願うこと。

水と深く関わる神さまであることが、こうした言葉からもうかがえます。

現地では何気なく撮影した案内板でしたが、帰って写真を見返してみて、

「そういう神さまだったのか」

と、あらためて知ることができました。

地元の祭りを控えている今、「止雨」が気になる

そして今回、僕が「止雨」という言葉に妙に反応したのには理由があります。

10月4日、僕が暮らす北川ニュータウンでは「きたがわ祭」を開催する予定です。

現在、その準備の真っ最中。

いろいろな準備は人の手でできますが、どうにもできないのが当日の天気です。

できることなら、雨は降らないでほしい。

そんな時に出会った「止雨」の文字。

これは祭りまでに、もう一度お参りしておこうかなと思っています。

ただし……

間違って「祈雨」のほうをお願いしないようにしないと(笑)。

有名な場所だけが、滋賀じゃない

今回の貴船神社も、何か大きな観光スポットを探して訪れたわけではありません。

木浜を歩いていて、そこに神社があった。

鳥居が気になった。

お社があったので写真を撮った。

帰ってから案内板を読んで、また一つ知った。

それだけです。

でも最近、こういう場所を歩くのが面白くなってきました。

滋賀には、有名な観光地だけではなく、地域の中で長く守られてきた場所や、何気ない風景の中に残っているものがまだまだあります。

歩いて、気になって、撮って、知って、残す。

しがノオトでは、そんな滋賀も少しずつ記録していきたいと思います。

ABOUT ME
しがのTAKA
滋賀県守山市在住。地域メディア 「しがノオト」 運営者。 「何気ない滋賀の日常を未来へ残す」をテーマに、守山市を中心とした街歩きやカフェ・グルメ、地域のイベント、暮らしに役立つ情報などを発信しています。 また、YouTube 「湖畔ログ」 では、琵琶湖の四季や何気ない風景を映像で記録・配信中。写真や動画、記事を通して、滋賀の魅力を多くの方に届けることを目指しています。 何気ない一日も、未来から見れば大切な地域の記録。 そんな思いを込めて、滋賀の日常を発信しています。